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ワタシが外見コンプレックス女になった本当のワケは親の態度にあった

ワタシは、ずっとコンプレックスを抱えて生きてきた。

外見だけでなく、自分の存在すべてがコンプレックス・・・。

結婚し、子供ができて、自分が無条件に愛されてると実感できるようになってから、ワタシのコンプレックスは少しはマシになったが、これから歳をとり老いていくのだと思うと気持ちが憂鬱になる。

ワタシが、コンプレックスを抱えるようになったきっかけ。それは、家族からの心ない言葉の積み重ねだった。



人の外見をバカにして笑う父

父には、家族をからかって遊ぶ悪いクセがあった。

そのふざけた遊びが、母や子供たちの心をどれだけ傷つけたことか。

ワタシは、父から直接外見についてからかわれた記憶はないが、父は、母や妹の外見をいつもバカにし、嫌がる2人を見て笑った。

「ぺちゃパイ」「尻タレ」「短足」「ブタ鼻」

今考えると、たとえ家族でもひどい話だ。

父と一緒になって笑っていたワタシだったが、「ぺちゃパイ」はワタシに見事に遺伝。自分も、小さい胸のことで誰かにバカにされるに違いないと妄想を抱くように。

特に、胸へのコンプレックスは、結婚した今でもワタシの心の中にしつこく漂っている。



母の何気ない言葉が子供の心に突き刺さった

いつだったか、母が運転する車の助手席に乗った時、

「口が臭い。歯磨きした?」

と母に聞かれたことがあった。

ワタシは、歯磨きをしていたが、母の何気ない一言にすごく傷ついた。

車内という密閉した空間の中、口臭がきつくなりやすい朝の時間帯だったので、ワタシの口が臭ったのはどうしようもない事だった。

しかし、普段から愛情不足な上に、「口が臭い」という言葉を言い放たれたワタシは、母から自分を全否定された気がした。

あれから、ワタシは自分の口臭を過剰に気にするようになり、今でも、密閉した空間にいたり、人に顔を近づけて話すときは、息を殺したり、小さい声で話したりして、口から空気がなるべく出ないようにと慎重になる。

いつも通っている美容院のママさんから聞いた話だが、ママさんの娘がまだ学生の頃、部活から返ってきた娘にママさんが「汗臭い」と何気なく言ったそう。

その子供は、ママさんに「汗臭い」と言われてから、アラサーになった今でも、未だに1日数回シャワーを浴びないと気が済まないらしい。

母の何気ない一言が、子供の心を簡単に傷つけてしまう。しかも、長い時間をかけて。

2児を子育て中のワタシは、少し怖くなった。



自分への劣等感がもたらしたワタシの非常識な考え

親からの「胸がない」「口が臭い」という心ない言葉。

伯父からは、「歯ぐきを見せて笑うな」「ニキビがひどい」と言われたこともあった。

今思えば、父方の家系は、人をバカにして笑う人種だったのかもしれないが、ワタシは、その言葉全てに今でも呪われている。

小さな胸のせいで、胸をはって堂々と歩けない。

ガミースマイルのせいで、大きな口を思い切り開けて人前で笑ったことは、あれから一度もない。

口臭が気になって、ボソボソと話しをしてしまう。

思春期に、「外見が悪いと人間としての資格がない」ぐらいにまで追い詰められ、そう思い込むようになったワタシは、他人の外見に対しても非常識なほど厳しくなった。

外見がパッとしない人に彼氏や彼女がいることが信じられなかったし、普通の恋愛をしていることが信じられなかった。

ワタシは、自分に自信がなくて恋愛どころじゃないのに・・・。

最近は、人間はみんな平等。ワタシは特別でも何でもない。みんなと同じ、ただの人。

と考えを改め、どんな外見の人を見ても何も感じなくなったが、昔の自分は、他人の外見に対してかなり歪んだ考えをもっていたと反省している。

自分の母や妹たちの外見はバカにしてしまったが、自分の子供には、外見やニオイなどの悪口は絶対に言わないし言わせない。そう決めている。





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