対人恐怖症が治らない!私が対人恐怖症に陥った2つのきっかけとは?

私は、対人恐怖症だ。

気のおけない相手と話す時以外は、いつも身体がこわばって前のめりになり、

言わなくてもいいようなことを口走ったり、無言の空白を作らないように頭をフル回転させて、話のネタを必死に探したりしてしまう。

なぜ、私がこんなにも他人に恐怖を感じてしまうのか?それは、

  • 発達障害のために、心無い言葉で他人を傷つけてしまうかもしれない
  • 自分に自信がもてなくて、私なんかと話してもつまんないと思われてしまうかもしれない
  • 自分が相手に対して壁を作っているので、相手にも壁を作られてしまうことが多い
  • 相手に嫌われることが怖い
  • いい人でいたいという自分へのプレッシャーがすごい

など、他人とコミュニケーションをとる前に、頭の中でネガティブな感情が一気にうずまくから。

他人と交流する度に、こうしたネガティブな感情が頭の中を支配するようになったのは、

私が親元を離れて、短大に入学したころからだった。

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私が対人恐怖症になったきっかけ~その1

私は、高校を卒業後、神奈川県にある女子短大に進学し、短大の敷地内にある寮で2年間生活した。

入学したての頃は、居心地の悪い実家暮らしにおさらばし、新しい短大生活を始められることが嬉しくてたまらなかった。

しかし、女子ばかりの寮生活には、想像を絶する現実が待ち受けていた。

まずは、いじめ

寮生は1年間、同じ7,8人のメンバーとの班行動を余儀なくされ、朝晩の食事は班員と食べ、掃除などの当番は班単位で決められていた。

いじめは、別の班内で起きていた。

私と同期の1年生4人全員が、2年生からの陰湿ないじめによって、早々に寮を出たり、短大を中退して実家に帰ったりした。

中には、精神的な疲労で精神科に入院した子もいた。

次に、窃盗

寮生にはカギ付きの個室が与えられていたが、

部屋の中の私物がいつの間にか無くなっていたり、共同の冷蔵庫から食料品が消えたりすることがよくあった。

犯人は、私とは別の班の1年生だった。

その子は黒髪の色白美人で気立てがよく、素直でおしとやかな印象をもつ子で、

何も知らない大人たちはすっかり騙されている様子だった。

しかし、その子には窃盗癖があり、

寮の中の物だけでなく、近所にあった大型スーパーのお菓子を、いつも大量に万引きして持ち帰り、周りの寮生に配っていた。

いじめや窃盗の他にも、

門限を破って堂々とコンパニオンのバイトを続ける子、男にだらしない子、他人宛てに届いた郵便物をこっそり盗み見する子、堂々とウソをつく子。

いつも誰かが、誰かの悪口を言っている世界。

私が短大生活に抱いていた夢や希望は、監獄のような2年間の寮生活によってむなしく打ち砕かれた。

高校生までは島根の片田舎でやさくれて過ごしていた私でしたが、それでも心はまだまだ純粋だった。

人生の入口に立ったばかりの、きらめく未来を夢見ているはずの女子たちの真っ黒い心の闇を、

寮生活をとおして数多く目撃した私が人間不信におちいるまでに、そう長くはかからなかった。

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私が対人恐怖症になったきっかけ~その2

誰かが誰かの足をひっぱる世界は、社会人になってからも何ら変わりなかった。

同じ部内でも、表面上はいい顔をしているのに、みんな陰で悪口の言い合い。

そんな環境の中で、自分の信念をとおすのは至難の業で、自分の八方美人さに嫌気がさしてばかりいた。

きっと、私もみんなに悪口を言われているに違いない

そんな妄想にとらわれると、誰もが信じられなくなり、人間不信で自分すら信じられなくなるような感覚にとらわれることもあった。

これが社会人になるということ?これが大人になるということ?

20代後半には、私の心はすっかり汚れ、他人とのコミュニケーションに恐怖を感じるようになったのもこの頃からだった。

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他人が怖い・・・対人恐怖症克服への第一歩

元々、発達障害で他人とのコミュニケーションが苦手だった私は、短大での寮生活で人間不信に陥った。

社会人になっても人間不信を解消する糸口は見つからず、いつしか対人恐怖症という形で私を苦しめるように。

人にバカにされるのが怖い。人に嫌われるのが怖い。人に悪口を言われるのが怖い。

他人が怖い・・・。

そんな恐怖心と戦いながら毎日頑張っていた私だったが、仕事にコミュニケーションはつきもの。

対人恐怖症による精神的な負担から、胃痛や過呼吸など身体に不調が出るようになり、20代、30代は心も身体もボロボロだった。

他人と接することに限界を感じていた30代後半のころ、

愛読しているYahooニュースで対人恐怖症の治療法に関する記事をたまたま見つけた。

それは、森田療法と呼ばれ、対人恐怖症治療の第一人者である森田正馬が創始した治療法だった。

私は、すぐさま森田療法に関する本を数冊買い、毎日の通勤電車で読みふけった。

森田療法は、今でも多くの病院で採用されている対人恐怖症の治療法だ。

森田療法については、また別のブログ記事で詳しく紹介したいと思うが、

森田療法との出会いが私の対人恐怖症を克服する手助けになったことに間違いない。

今でも、他人に対する恐怖心がよみがえることがあるが、そんな時は森田療法の本を手にとってパラパラと読み、心を落ち着けている。

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