アスペルガー症候群

夕方になると憂鬱になる!夕飯のメニューを決められない我が家の食費事情

ワタシは、昔から料理が好きだ。

冷蔵庫に材料さえあれば、適当に考えて何品かをチャチャっと作ることができる。

ここまで聞けば、良き奥さん、よき母親に聞こえるかもしれない。

でも、アスペルガー症候群グレーゾーンのワタシは、毎日、夕食の準備を迎える度に、ある悩みを抱えているのだ。



今日も夕方が来る

ワタシは、自分がやりたくないことをやることがとても苦手だ。

たとえ、それが好きなことであっても、やりたくないときは全力でやりたくない。

今日の夕飯は、何を作ろう・・・。

毎日、16時を過ぎてようやく、夕飯のメニューを考え始めるワタシ。

夫や子供たちに食べさせなければというプレッシャーで、夕方が近づくにつれいつも憂鬱に。

夕飯を作り終えて、家族で食べ始める時に初めて、ワタシはそのプレッシャーから解放されるのだ。

はぁ、今日も乗り切った・・・。

夕飯後にそんな気分になるのは、ワタシが、夕飯を作りたくないだけでなく、自分が食べたいものしか作りたくないという気持ちと常に戦っているからだろう。



献立を事前に決められないワタシ

ワタシは偏食ではないので、栄養バランスの良い献立になるようにいつも心がけてはいるが、夕飯に食べたいものは、自分のその日の気分でしか決められない。

1週間分の献立を決めて、そのための食材をまとめて買っておくという人がいる。その方が、献立を毎日考えなくていいし、スーパーに行く回数も減らせて効率的にちがいない。

でも、ワタシにはそれができない。

事前に献立をたてても、当日に食べたくないものは作りたくないので、せっかく買っておいた食材が腐り、結局ムダにしてしまうのだ。

事前に献立を決めなくても、スーパーに行ったときに、いつも使う材料だけでも適当に買っておくという手もあるが、ワタシは、スーパーの中に足を踏み入れたとたん、なぜかいつも頭が真っ白になってしまう。

自分が食べたいもののイメージがわかないと、何を買っていいのかがわからず途方にくれるのだ。

せっかくスーパーに来たのだからと、野菜やお肉を買ってはみるものの、自分が食べたいタイミングと合わない時は、結局使わずにいつも廃棄してしまう。



我が家のエンゲル係数が高いワケ

まとめ買いができないワタシは、しょっちゅうスーパーに出かける。

その日に食べたいものを買い、その日に食べる分だけ作り、その日のうちに消費する。

ワタシにとっては、それが精神的に一番楽な方法なのだ。

そのため、冷蔵庫はいつも隙間だらけ。

冷蔵庫が物でいっぱいになるのは、週1回、生協で頼んだ食材が届いた時だけ。

生協で頼むのは、パン、卵、乳製品、冷凍食品、お菓子など、必ず毎日食べるものや、保存が効くものがほとんどで、賞味期限が近くて腐りやすいものは基本的には買わないようにしている。

でも、この方法はとても不経済。

本来なら、安売りの時にお肉やお魚をまとめて買い、下味をつけて保存しておいたり、小分けにして冷凍しておいたりと、食費節約のために色々とやりくりするのが理想だが、ワタシにはこれができない。

料理雑誌をみながら何度も挑戦したが、食材をまとめ買いをしたところで必ず腐らせてしまうのだ。

そんな我が家の食費は、ひと月あたり約8万円。一般的な家庭に比べたら、かなり高い金額かもしれない。

しかし、自分の障害を自覚してからは、

  • 無理してまとめ買いをしなくていい
  • 食べきれない量を買わない
  • 食品を腐らせないで食べきる
  • スーパーでチョコチョコ買い物をしたっていい
  • 食費は高くなってしまうけれど、他で節約すればいい
  • 夕飯が作りたくないのは仕方ないけれど頑張れ

などと自分に言い聞かせて、毎日、なんとか夕飯作りをこなしている。

今日も、夕方がくる・・・。

そんな憂鬱な気分が、いつか晴れることを願いながら。





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