過去に体験した自分の生きづらさや、現在進行形の生きづらさ。
生きづらさを克服したければ、その原因を知る必要がある。
例えば、ワタシが様々なコンプレックスを抱えるようになったのは、家族や親族からの心無い言葉が原因だったし、
自分のことを無条件に愛してくれるのは家族だけと思い込んでいたのは、ワタシが自分の家族に強く依存していたからだった。
生きづらさの原因が幼少期の家庭環境にあると気づき、自分がアダルトチルドレンだと認識したとき、ワタシは、その症状を克服すれば生きづらさも解消できるのでは?と期待した。
そして、アダルトチルドレンについて詳しく書かれている本や、それに関連する本を沢山読み自分と向き合い続けた。
そのおかげで、アダルトチルドレンの症状は少しずつ治まり、少しずつ生きづらさを克服できるようになった。
でも、ワタシにはまだ何かある・・・。
アダルトチルドレンを知れば知るほど、たとえそれを克服しても解消されない生きづらさの原因が、ワタシの中にまだあるのではないかという気がしてならなかった。
偶然知った”アスペルガー症候群”という言葉
ワタシは、Yahooニュースをチェックするのが日課だ。
ある日、その中で某有名漫画家の女性がアスペルガー症候群だったという記事を見つけた。
アスペルガー症候群?
聞き慣れない言葉だったので、ワタシはすぐにネット検索をし、アスペルガー症候群のことを調べた。
すると、アスペルガー症候群によく見られる行動パターンが、ワタシの行動パターンとよく似ていた。
より詳しく調べてみると、
- アスペルガー症候群が発達障害の一種であること
- 発達障害には他にもいくつかの種類があること
- 発達障害グレーゾーンの人が沢山いること
などがわかってきた。
ワタシは、発達障害なのかな?
そこで、ワタシは、自分が苦手と感じることを数えてみることにした。
苦手なことを数えてみた
ワタシが苦手なことは、ざっと思いつくだけでも20個あった。
- 自分以外の他人
- 雑談
- 電話での会話
- 人との至近距離
- 身体を触られる
- 人間関係の距離感をはかる
- 空気を読む
- 共感する
- 優先順位をつける
- 仕事を完結する
- 急な予定変更
- 自分の意見を論理的に伝える
- 狭いところや密閉空間
- 物の紛失
- 時間を守る
- 順序だてて物事を進める
- 掃除(特に、掃除機がけ)
- 夕食の献立決め
- 特定の臭い
- 特定の音
やっとわかった!ワタシの生きづらさの元凶
苦手なことを数えて、初めて見えてきたこと。
それは、ワタシが発達障害グレーゾーンの人間ということだった。
この事実を知った時、ワタシは正直ホッとした。
ああ、これで、この得体のしれない生きづらさから解放されるかもしれない・・・。
最近、ボーっと考えながら、人が生きづらさを感じる原因は、その人らしく生きていないからではないだろうかと思った。
何かを我慢しながら生きている、どこかで無理をして生きているから生きづらさを感じてしまう。
要は、本当は苦手なことを、世間体や常識に合わせて無理矢理やっているから生きづらいのだ。
まずは、自分が苦手なことを再認識して、上手に回避するなり克服するなりしていけば、生きづらさは減ってくれるかも!
アダルトチルドレン、パーソナリティー障害、発達障害・・・。
ワタシには、まだ、あるか、も、ね・・・。
自虐的になりながらも、最近は、苦手を克服する工夫をしながら生活している。
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