ワタシは、様々な精神疾患を抱えている上に虚弱体質だ。
体の調子がいい時は、気分が揚がり精神的に落ち着いていることが多いが、体が不調の時は、不安が増大し気分が落ち込んだりひどくイライラしたりする。
体が弱く、ちょっとしたことですぐに体調を崩してしまうワタシは、周りから理解されず、今まで何度も辛い思いをしてきた。
風が吹くと頭痛になる
ワタシは、頭や体に風を浴び続けると必ず気分が悪くなる。
夏の暑い時期は、風を浴びると気持ちがいいので、調子に乗って風に当たり続けると頭痛や吐き気に襲われる。
ワタシは、日本海の海沿いで育ったが、海から吹いてくる風など最悪。エアコンの風も、直接体に当たるとだいたいヤラれる。
周りのみんなが、「風が気持ちいい~」などと言っている時に、ワタシは、帽子やタオルで頭と体を完全ガード。
傍から見ると、完全に怪しい人だ。
気象が乱れると頭痛になる
ワタシは、子供のころから気象病だ。
季節の変わり目、台風が来るとき、天候の急変時は、必ず頭痛やそれに伴う吐き気に見舞われる。
それでも昔は、季節の変わり目だけ、台風が来るときだけなど、割と定期的に体調を崩していた。
しかし、最近は異常気象のせいか、予期せぬ頭痛に襲われるようになった。
特に、春先や、夏の台風の時期は最悪。
頭痛がし始めると、吐き気がして何も手につかなくなり、半日寝込むこともある。
もちろん、頭痛薬は常備しており、頭痛を感じる度に飲むようにしているが、異常気象に比例して、ワタシの頭痛薬の消費量は年々増加している。
すぐに熱中症になる
ワタシは、すぐに熱中症になる。
体内に熱がこもりやすく、いくら水分をとっても体内の水分調整が上手くいかずに体がむくむばかり。
一時間ほど炎天下にいるだけで、熱中症が原因の頭痛と吐き気に襲われる。
熱中症が原因の頭痛は頭痛薬が効かないため、自分の体が熱に弱いことや体内の水分調整が上手くいかないことを理解して、
- なるべく日陰に入り、直接日光を浴びない
- 帽子やタオルなどで頭や体を太陽からカバーする
- 経口補水液を常に持ち歩く
などの対策をとり、熱中症にかからないよう十分すぎるほど気をつけている。
虚弱体質は生まれ持った体質だから仕方がない
ワタシは、月経前症候群(PMS)なので、毎月生理前になると軽鬱になり精神的に落ち込む。
その上、虚弱体質のため、有給休暇は毎年完全消化していた。
毎年4月になると支給される20日の有給休暇は、いつも1月には全て消化してしまい、有給休暇が無くなった後は欠勤扱いで休みをとっていた。
20代、30代と働き盛りのころは、体調不良で会社を休むことが後ろめたくてたまらなかった。
なぜなら、一緒に働いている人たちは誰も休まないからだ。
陰で、「○○さん(ワタシの名前)よく休むよね」と言われたこともある。
しかし、自分が抱える様々な特性を知ってから、後ろめたさを感じるのは止めた。
自分の行動に後ろめたさを感じていると、自分で自分を精神的に追い詰めてしまうからだ。
ワタシは、こんなに沢山の特性を抱えているけれど、人並みに仕事を頑張ってきた。虚弱体質だけれど、家事や育児を頑張ってきた。
それって、案外スゴイことなのかも!
夫から、「体が弱いな〜」と冗談を言われながらも、今では自分の虚弱体質を1つの特権ぐらいに思い、堂々と休むようにしている。